お直し料金は複雑です。難しいお直しを依頼するときは、お直しの内容も確認しましょう

お直しの工程として、修理箇所を丁寧にほどき、裁断または生地のゲタはかせ(丈出し)等を行い、元の状態に戻します。この工程が複雑であればあるほど料金は高額になってしまいます。
例えば、パンツの丈詰めであれば、購入当初の新品の物ならば裁断して裾をまつるだけで済みますが、一度裾上げしたものを再び直したい場合、一旦糸をほどき分解する作業が発生します。また婦人服でよくあるのが裏地付きの場合で、この場合
裏地も丈詰めを行わなければなりませんから作業も多少複雑になります。さらに裾に飾り等が施してありますと益々工程が増えますので料金がアップしてしまいます。(飾りがある場合は飾りを一旦外す作業と最後或いは途中で取り付けるといった工程が発生します)
また裏地や装飾等が一般的についているのが普通の箇所のお直しの場合、その工程も折り込み済みで料金設定してあります。蛇足ですが先に述べた一般的かそうでないかという判断はその時の流行にも影響する事があります。同じジャケットなのに紳士服と婦人服で料金が異なっていたり、
料金表に「○○円〜」と記載され料金が複雑化しているのはこの為です。最近医療関係ではインフォームドコンセントといい、患者が治療を受ける場合に医師からの治療方針や副作用等について充分な説明を受け患者が理解した上でその治療を受けるといった概念があります。
洋服リフォームでも同様に、わからない部分や高いな〜と感じるようであれば良く説明を受けてからお直しを依頼しましょう。
料金が高額になるかどうか?といった単純な目安と致しましては、購入価格が高額な物やオーダーで作られた物ほど複雑な工程でできている=基本料金プラスαになる可能性があるとお考えになると良いでしょう。高額な商品ほどデザインや生地、ステッチ(縫い)等細部に渡り機械ではできないような特殊な施しがされているものです。
※銀の糸では、上記の他、近隣他店との差別化の為料金が異なる場合があります。